週末も特に変わった様子がなかったので、ちょっとびっくりしたものの、まずはしばらく肩を抱いて、様子を見つつ、
「行きたくない気持ちなんだね。
ママも小さい頃、急に学校に行きたくないと思うことあったよ。
長い連休もあったし、すぐ週末もあったし、お家で過ごす時間が長いと、
学校が嫌だなって気持ちになるの、よくわかるな…。」
なんて呟いたりしてました。
そうしているうちに、娘がいきなりわーっと泣き出したので、またしばらく肩を抱いてあげてました。
で、間もなく下の子が「おしっこ」と言いだしたので、下の子をトイレに連れていき、その流れで着替えを準備したりしていたら、上の子も何も言わずに、身支度を始めました。
ちょっと気が晴れたのかな、なんて思っていたら、朝食を食べていた時に「先生の怒鳴り声がいやなんだよ」とぼそっと言いました。
最初に娘が泣いた時は、学校で何かあったのかと心配したのですが、母親の直感で、行きたくないのは特定な原因があるというより、連休明けのホームシック的な物だなと感じていました。先生の怒鳴り声も、思わず泣いてしまった自分の照れ隠しに言っていたような気がします。
とはいえ、先生の怒鳴り声については、「そうだよね。先生は悪い事をした子だけに叱っているつもりでも、周りで聞いていて、自分が怒られているみたいな気持ちになっちゃうかもね。でも、先生もそれだけみんなにわかってほしくて一生懸命ってことなんだけどね」と受け答えをし、その会話は終わりました。
いつも通り朝食を食べたので、もう大丈夫かなと思いつつ、出かける間際になってまた「やっぱり行きたくない。」が始まりました。
ここまでくると、今日だけは、学校まで送っていった方がいいかな、なんて思っていたら、そこで思わぬ救世主が・・・
いつもかけている携帯のアラーム(家を出る時間)が鳴り出したんです。
その音を聞いて身体が反応したのか、娘は急に慌ただしく準備をし始め、「いってきます!」と何もなかったように出かけていきました。
「行きたくない」と言われた時、子どもと話をしていると、その理由が単なる甘えなのか、本当に何か悩みや問題を抱えているのかって、何となくわかりますよね。
今回のうちの娘の場合は、明らかに甘えの方だったと思いますが、そんな時も行きたくない気持ちを否定せずに、理解を示してあげるだけで、子どもはとっても安心します。そして、もし本当に何か悩みがある時も、行きたくない気持ちを認めてもらって、初めて子どもは悩みを打ち明ける気持ちになるような気がします。
また、今回の場合は思いがけず出発時間にかけていたアラームに助けられました。甘えた気持ちを引きずっているところに聞こえてきたアラームで、娘が普段の平常心を取り戻せた瞬間が、今朝はとても印象的でした。
普段からアラームのお陰で遅刻せずに済んでいますが、こんな時にも思わぬ効果があるとは思いもよらず(^-^;
ということで、「学校に行きたくない」には
①行きたくない気持ちをしっかり受け止めてあげること
②普段からアラームをかけておくこと
が大事だな、とつくづく感じたという朝の出来事でした。
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