2015年9月17日木曜日

机によじ登るのがダメと教える方法

我が家は下の子も、もうすぐ3歳になるので、随分前のことになってしまいますが、伝い歩きを始めたぐらいの頃って、立ち上がるのが嬉しいのか、子どもって机によじ登ろうとしますよね。

以前、mamanokoの私の記事にコメントを下さった方が「しつけをいつ始めたらいいのか悩む」と書いていらして、それからずっと考えていたのですが、正にこの机によじ登ろうとする頃が本格的なしつけの始まりなのかなという気がしてきましたので、今日はそのことについて書こうと思います。

ちょっと話は変わりますが、私は結婚する3年ほど前から実家で家を飼い始めました。今は13歳のおじいちゃんになってしまいましたが、とってもかわいいシー・ズーです。

何事も凝り性の私は、飼うからには間違った育て方はしたくないと、犬のしつけの本などを徹底的に読んで勉強しました。

犬を飼ったことがある方はもちろん、最近は「ダメ犬をしつける」的なテレビ番組の企画があったりするので、犬を飼っていない方もご存知かもしれませんが、一番大切なのは、いけないことをした時に低く力強い声で短く「ダメ」と言うこと。そして、良いことをした時には思い切り褒めてあげることです。

私はある本に書いていたことがとっても印象的で、良いことをした時というのは「言うことを聞いた時」だけではなく、以前注意した「いけないこと」を繰り返さなかった時も褒めるべきだと書いてありました。

さてさて、話は人間の子に戻りますが、私は1人目を育てている時も、しつけに関してはあまり迷いませんでした。こう書くと「犬と人間を一緒にしないで!」なんて気分を害される方もいらっしゃるかもしれませんが、なんだか上の子を育てている時に、しつけの基本的な考え方など、実家のわんちゃんをしつけた経験がとっても活かされた気がするんです。

冒頭に挙げた、机によじ登るという行為。ママによって反応は様々だと思います。

①まだ小さいからと注意をせず、やりたいようにやらせるママ。
②よじ登ったら、とにかくちゃんと注意してやめさせるママ。

子育てには色々な考え方があるので、何が正しいという言い方はしたくありませんが、私は絶対②の方です。子どもは言葉を話す随分前から、言葉を理解しているので、いけないと伝えることは絶対無駄にはならないと思っています。

そして、もう1つ大切なのは、よじ登ったら注意するだけでなく、よじ登らなかった時に褒めてあげることです。

よじ登ろうとしてやめた時はもちろん褒めてあげましょう。
「そうだよね、机はのぼっちゃいけないんだよね。よくわかってるな~」
と言う感じで。

それから、本人が机を素通りした時にもすかさず褒めましょう。
「あ!またのぼらなかったね。よくわかってるね。机はのぼらないんだよね~」

子どもはそもそも机に気にも留めていないので「え?何のこと?」という表情をすると思います。でも、それを繰り返すうちに、②だけしている場合に比べて、のぼらないことがそんなに大切なんだと理解するまでに近道になるような気がします。

私は上の子も下の子も、そうやってきたので(・・・と私は思っているのですが(^-^;))、娘が机に上ろうとした時期はとても短かったです。

同じことが、もちろん他のことにも、少し大きくなってからも使えます。

・お皿にきちんと左手を添えて食べている時に褒める。
・買い物でちゃんと手をつないでいられた時に褒める。
・ごはんの時にきちんと座っていられるのを褒める

など、本人が無意識にできていることも褒めてあげて、それが良いことなんだと子どもに気づかせてあげると、「いけないこと」を教えるの以上に、自分で考えて行動することが身に着くような気がします。


今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


0 件のコメント:

コメントを投稿

QLOOKアクセス解析