2015年9月15日火曜日

こころの子育て

はじめまして。

今日からこちらのブログ、こころの子育て「風と太陽」とスタートすることにしました。

私はもうすぐ3歳になる女の子と、小学2年生の女の子のママです。

以前は英語と日本語の通訳や翻訳の仕事をしていましたが、今はmamanokoという子育て情報サイトで、海外の記事をリサーチしながら、子育てノウハウの記事を書いています。

このお仕事を始めてからかれこれ半年。海外のノウハウを記事にして発信していく中で、その方法も自分の家庭で試し、一つ感じていることがあります。

それは「心を受け止め、心を動かす子育ての大切さ」です。

私が最近mamanokoに投稿している記事には、「心を動かす」「心を受け止める」というアプローチの子育てノウハウが段々と増えてきましたが、一番の理由は、それを自分で試してみて、とても効果を感じているからです。


例えば、先日こんなことがありました。

もうすぐ敬老の日ということで、先日上の娘がおばあちゃんにお手紙を書いていました。お姉ちゃんの真似を何でもしたい下の子も一緒になって書いていたのですが、段々と飽きてきて、リュックの中に便せんを入れ込むと、そのリュックを背負って、部屋の中を楽しそうに歩き出しました。

便せん1枚を使い切ったお姉ちゃんは、2枚目を書こうと思ったのですが、便せんが見当たりません。だって、妹が大事にリュックにしまい込んでるんですから。

お姉ちゃんは「返してよ!なんで私の便せんもってっちゃうの!」と叫び、下の子は当然のように泣いて叫びながらリュックを抱え、断固としてお姉ちゃんに渡そうとしません。

見かねた私は小芝居を始めました。

「あ~あ、今日も疲れたな。でも、お手紙を書かなくちゃね。
え~っと、お手紙、お手紙っと
あれ?確かここに、お手紙を書く紙があったはずなのにな。。。
どこかな。
こんな時に便せんやさんがいたらいいのにな~」

喧嘩していた娘たちも「え?何事?」という感じでこちらを見ています。

しめしめ、と思った私は、鼻をくんくんさせながら、

「あれ?なんだか、便せんやさんの臭いがするな。どこだどこだ」

と言いながら、段々と下の娘に近づいていきました。

下の娘はにこにこ笑みを浮かべながら、ママが来てくれるのを待っているという表情でいます。

私はしばらくまわりをまわって探すふりをしてから、「みつけた!」と下の娘のところへ行き、「便せんくださ~い♪」と言いました。

もちろん下の娘は喜んで便せんを差し出してくれました。

続けて私は「あ、それから、うちの隣に住んでいる女の子も便せんを欲しいと言っていたので、連れてきてもいいですか?」と言って、上の子を連れてきました。

下の子がお姉ちゃんにも笑顔で便せんを差し出したのは想像できますよね。


このブログのタイトルにした「北風と太陽」はごご存知の方も多いイソップ童話。旅人のコートをどちらが早く脱がすことができるか、北風と太陽が競争したお話です。

北風がどんなに強い風と送っても、旅人はコートを脱ぐどころかよりしっかりと上着を抑えるばかり。逆に太陽がさんさんと照らしたら、旅人はコートを脱いだというものです。子どもに接する時にも(子どもだけでなく、人間関係全般にも当てはまりますが)とても意義深いお話です。


日々の生活の中で起きた「子育てがちょっと上手くいった話」をmamanokoとは別にこちらのブログに紹介していって、どこかで子育てに悩んでいるママのお役に立てたら嬉しいなと思っています。

できる限りそれを長く続けていって、娘たちが親となる時に、自分の母親はこんな風に考えて私たちを育てていたんだ、と思ってくれるのを夢見たりもしています。

ちなみに、こちらのblogger自体、使うのが初めてなので、初めは操作を試行錯誤しつつとなります。レイアウトなど、徐々に整えていく予定ですので、しばらくはご容赦ください。


長い自己紹介におつきあい頂きありがとうございました。



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