2015年9月30日水曜日

質問する勇気

小2の娘が先日、先生に返された算数のテストを持って帰ってきました。点数はさておき、2ヶ所に△がついていたのが納得いかなかった娘。

問題は「工夫して計算しなさい」というもので、例えば、58+6=なら、58を54と4に分けて10をつくるように工夫すると正解のようでした。

娘はなぜか、58を40と18に分けて計算したので、答えは合っていたのですが、△に。でも、当の娘は自分なりに工夫したつもりでいるので、私がどう説明しても、感情も高ぶってしまって、納得してくれませんでした。

「それなら明日、先生になんで△なんですか?って聞いてごらん」と、私は何の気なしに言ったんですが、娘は「そんなことできないよ!」と言うんです。理由を聞くと「だって、誰もわからないところを聞いてる子なんていないから」と言う娘。

うーん、確かに、私立の小学校ならまだしも、うちのような公立の小学校では、低学年のうちから、わからないことを先生に質問しに行くって、余程先生がそうするようにと言わない限り、子供は思い付かないのかもしれません。

「でも、△になった理由がわからないままだったら、次も△になるよ。それでもいいの?」と言うとそれは嫌だと。結局その日は、娘がうなずくことはありませんでした。

翌朝、娘を見送るときに、「ドキドキするかもしれないけど、勇気を出して聞いてごらん。きっと他にもわからないと思ってる子がいると思うよ。わからなかったことがわかるようになるって、すごく気持ちがスッキリするんだから。」と言いました。

さて、ちゃんと聞けたかどうかは、帰って来た娘の顔を見れば、すぐにわかりました。

それはそれは晴れ晴れした顔で、先生に説明された内容を私に教えてくれた娘は、先生が2つあった△のうち1つを◯にしてくれたと喜んでいました。

解き方自体は△がついた2問とも同じだったのに、なぜ1つを◯にしてくれたのか、よくわかりませんでしたが、先生に質問しに言った娘の勇気を評価してもらえたのかなと勝手に思っています。

連絡帳をつかって、私から先生に伝えることもできたかもしれませんが(実際、何人か連絡帳を持ってきた子がいたようです)、娘に任せてよかったなと思います。

わからないことを聞くって、実は子供にとってすごく勇気のいることなのかもしれませんね。恥ずかしがり屋の娘がちょっとだけ成長した出来事でした。

2015年9月28日月曜日

「学校行きたくない」と言った娘

今日は朝、上の娘が目を覚ますなり、「学校行きたくない…」とつぶやきました。

週末も特に変わった様子がなかったので、ちょっとびっくりしたものの、まずはしばらく肩を抱いて、様子を見つつ、

「行きたくない気持ちなんだね。
ママも小さい頃、急に学校に行きたくないと思うことあったよ。
長い連休もあったし、すぐ週末もあったし、お家で過ごす時間が長いと、
学校が嫌だなって気持ちになるの、よくわかるな…。」

なんて呟いたりしてました。

そうしているうちに、娘がいきなりわーっと泣き出したので、またしばらく肩を抱いてあげてました。

で、間もなく下の子が「おしっこ」と言いだしたので、下の子をトイレに連れていき、その流れで着替えを準備したりしていたら、上の子も何も言わずに、身支度を始めました。

ちょっと気が晴れたのかな、なんて思っていたら、朝食を食べていた時に「先生の怒鳴り声がいやなんだよ」とぼそっと言いました。

最初に娘が泣いた時は、学校で何かあったのかと心配したのですが、母親の直感で、行きたくないのは特定な原因があるというより、連休明けのホームシック的な物だなと感じていました。先生の怒鳴り声も、思わず泣いてしまった自分の照れ隠しに言っていたような気がします。

とはいえ、先生の怒鳴り声については、「そうだよね。先生は悪い事をした子だけに叱っているつもりでも、周りで聞いていて、自分が怒られているみたいな気持ちになっちゃうかもね。でも、先生もそれだけみんなにわかってほしくて一生懸命ってことなんだけどね」と受け答えをし、その会話は終わりました。

いつも通り朝食を食べたので、もう大丈夫かなと思いつつ、出かける間際になってまた「やっぱり行きたくない。」が始まりました。

ここまでくると、今日だけは、学校まで送っていった方がいいかな、なんて思っていたら、そこで思わぬ救世主が・・・

いつもかけている携帯のアラーム(家を出る時間)が鳴り出したんです。

その音を聞いて身体が反応したのか、娘は急に慌ただしく準備をし始め、「いってきます!」と何もなかったように出かけていきました。

「行きたくない」と言われた時、子どもと話をしていると、その理由が単なる甘えなのか、本当に何か悩みや問題を抱えているのかって、何となくわかりますよね。

今回のうちの娘の場合は、明らかに甘えの方だったと思いますが、そんな時も行きたくない気持ちを否定せずに、理解を示してあげるだけで、子どもはとっても安心します。そして、もし本当に何か悩みがある時も、行きたくない気持ちを認めてもらって、初めて子どもは悩みを打ち明ける気持ちになるような気がします。

また、今回の場合は思いがけず出発時間にかけていたアラームに助けられました。甘えた気持ちを引きずっているところに聞こえてきたアラームで、娘が普段の平常心を取り戻せた瞬間が、今朝はとても印象的でした。

普段からアラームのお陰で遅刻せずに済んでいますが、こんな時にも思わぬ効果があるとは思いもよらず(^-^;

ということで、「学校に行きたくない」には
①行きたくない気持ちをしっかり受け止めてあげること
②普段からアラームをかけておくこと

が大事だな、とつくづく感じたという朝の出来事でした。

2015年9月27日日曜日

娘にこんな質問をしてみました

今日は下の子の3歳の誕生日なんです。

とはいっても、今日もパパが仕事でいないので、ちゃんとしたお祝いは明日に延期なんですけどね(^^;)

3年前のこの日、ちょうど朝7時頃に病院に行って、「二人目だから午前中には産まれるだろう」な~んて言われながら、14時半頃にようやく産まれてきた娘(早期胎盤剥離というのが原因だったようですが)。

そんなことを思い出していたら、いつも愛おしい娘たちがますます愛おしく思えて、ふと「私がこんなに愛おしいと思っている気持ちは伝わってるのかな」という疑問が浮かんできました。

そこで上の子に、こんなことを聞いてみました。

「ねぇ、自分がママに愛されてるな、大切に思われているなと思う?」

娘はにっこり笑ってちょっと恥ずかしそうにしながらも

「うん。」

と答えてくれました。

「じゃぁさ、どんな時にそう感じる?」

この質問に対する娘の答えがとっても意外でした。だって、娘はこう言ったんです。


「ママに叱られる時。」


食いしん坊の娘のことだから、私はてっきり、「おいしいごはんを作ってくれる時」とか「ピアノの帰りにパン屋さんで朝ごはんのパンを買っていいよって言う時」なんて答えを期待していたんです(^-^;

でも、叱られている時に愛情を感じてくれているなんて、『北風と太陽』の太陽に憧れてる私にしてみたら、とっても嬉しい言葉でした。

もう一つの娘の答えは、

「寝る時に手をつないでくれること。」


これはちょっとドキっとしました。

娘たちは子ども部屋で、上の子はシングルベッドで、下の子はその横に布団を敷いて寝ています。寝かせる時は、私も下の子と一緒に布団に横になっています。

上の子はオッパイを卒業した1歳の頃からずっと、寝るときは私の手を握って寝ていました。でも、下の子が産まれてからは、下の子を授乳するのに手をつないであげることができず、ずっと我慢させていたんです。

下の子がオッパイを卒業してからも、しばらくは「もうお姉ちゃんだから」と手をつながなかったのですが、ある時急に「手をつなぎたい」と言うようになりました。下の子とはお布団で添い寝していて、上の子は手もつながないのは、あまりにもかわいそうだと思い、それ以来手をつないであげています。

でも、私の急な質問に、これが答えとして出てくるということは、手をつなぐということが私が思っていた以上に上の子には「意味のある」ことだったんだな、と驚くと共に、1年ほどとはいえ、その拠り所を奪っていたことを申し訳なく感じました。

ちなみに番外編ですが、パパについても聞いてみたところ、娘は「これは超難問だね」と言葉に詰まって、しばらく考えてから

「私と遊ぶために早く帰ってきてくれることかな」

と言っていました。でもそれ以外はないそうです(^-^;

我が家はパパが仕事の関係で不在がちなのでしょうがないとはいえ、ちょっぴりパパとの関わりが足りていないんだね、とそちらも反省しました。

とってもシンプルながら、答えから多くの発見ができる質問。

皆さんも、普段の親子の関わりをお子さんがどうとらえているか知るために、是非お子さんに質問してみてください。

2015年9月26日土曜日

子どもの就寝時間を見直した結果

一昨日書いたように、娘たちの睡眠時間が足りていないような気がしてきたので、思い切って就寝時間を早めました。

以前の生活パターンは

18時過ぎ:夕食
19時~19時45頃:私は夕食の後片付け、子どもたちはテレビを見たり遊んだり
20時前頃:お風呂
21時頃:寝室へ

と言う感じ。

それを二日前からお風呂以降を30分前倒しにして、

19時半:お風呂
20時半:寝室へ

に変更しました。

その結果、いくつかの変化があったのですが、

変化①:寝付くまでの時間が短くなった

以前は21時頃に寝室に行くのを目指しつつも、散らかったおもちゃを片づけたりで、どうしても21時を過ぎていました。それから寝ようとしても、特に下の娘が眠りにつくのに30分ほどかかっていて、ひどい時は21:45頃にようやく寝息が聞こえていました。下手をすると私の方が先に寝てしまい、寝かせた後にやろうと思っていたことを片付けないまま、朝を迎えることもしばしば(^^;)

それがこの二日間、20時半にベッドに入ったら、20:45には二人ともすっかり寝付いて、私はリビングに戻ってこられています。

なんででしょうね・・・

子どもは疲れすぎると興奮してどんどん眠れなくなると言うので、もしかしたらこの30分の差が疲労度がかなり変わる境界なのかもしれませんね。


変化②:夜中に起きなくなった

二人とも結構夜通し眠ってくれる方なのですが、特に疲れている日や下の子に昼寝なしの日が続いた時などは、夜中に結構目を覚ましてしまうこともありました。まだ二日間だけですが、明らかに熟睡度がアップしているような気がします。


変化③:朝の目覚めがめちゃめちゃ良くなった

就寝時間を前倒しにしたすぐ翌朝から、娘二人とも7時に自然と目が覚めるようになりました。これまでは7時に私が声をかけてもなかなか起きられず、結局7時20分か、ひどい時は7時30分にやっと起きてくるという感じでした。

自然に目が覚めるということは、それが身体が必要としている睡眠時間なんでしょうね。今のところ、うちの娘たちのベストな睡眠時間は10時間ということがよくわかりました。

+++++

こんな感じで、今のところ順調ではあるのですが、調べてみたところ、本当は寝る2~3時間前にお風呂に入っておいた方が良く眠れるそうです。2~3時間前となると、夕食前ですよね。

上の子が3歳になる頃、お昼寝がなくなる時期にどうしても夕方眠くなってしまうので、眠気覚ましに夕食前にお風呂に入っていた時期はありました。夕食の準備が少し慌ただしくなりますが、それも近いうちにちょっと試してみてもいいかもしれません。

・・・なんて書いておきながら、また別のサイトではお風呂から出て30分~1時間後に寝るのが良いと書いてあるものもありました。

お風呂の時間については、あまり深く考えなくても良さそうですね(^^;)
これから寒くなるので、2~3時間も前に入ったら、足先が冷えちゃいそうですし。

ということで、睡眠については、また後日変化があれば、その都度書きたいと思います。


2015年9月25日金曜日

子どもが「もう歩けない」と言った時

昨日たまたまEテレをつけた時に、「すくすく子育て」の子育てアイデア大賞の予告をしていました。

予告の中で2014年のアイデア大賞の一部が紹介されていたのですが、中でもとっても良いなと思ったのは、外出先でどんどん先に行ってしまう子どもに、ロープを引くジェスチャーをしながら「シュッシュッ」と引っ張る音を真似るというもの。

「戻ってらっしゃい」と言っても、構わず先に行ってしまう子も、そうやって楽しく子ども心をくすぐると素直に戻ってくるんですよね。

私もいつか下の子に試してみようと思っていたのですが、今日そのアイデアが役に立った出来事がありました。

今日は朝から雨の中、下の娘と傘をさしてでかけたのですが、小さいうちって、傘をさしながら歩くのが結構大変なんですよね。案の定、家に帰る途中で娘が疲れたと言い歩が止まってしまいました。

私自身も傘をさしていますし、うちの子はもともと体が大きく体重もかなりあって、抱っこは到底無理なんです。

そこで、先程のアイデアを応用して、「そっか、疲れちゃったね。よし!じゃあ、ママが引っ張って手伝ってあげるね。」と言って、娘の前を歩きながら、ロープで娘を引っ張るふりをしました。

結果は大成功(^-^)
回りの目がちょっぴり気にはなりますが、自分で歩いてくれるのには代えられません。

試しに「引っ張ってたら、ママも疲れてきたな」と言ってみたら、「じゃぁ、今度は私が引っ張ってあげる」と、お返しに私を引っ張ってくれました。

今までは「歩けない」と言われた時に、奥の手として「元気の素だよ」なんてキャンディを1つあげることもあったのですが、いつもキャンディを持ち歩いている訳ではないので、今回の方法はとっても良いなと思いました。




2015年9月24日木曜日

子どもの睡眠時間が実は足りていないかもしれないというお話

シルバーウィークもようやく終わり、普段の生活に戻りましたね。

朝、お姉ちゃんを小学校に送り出し、家事を済ませてから、久しぶりにmamanokoの記事を書いたりしていました。

下の娘が今ちょうど、お昼寝をしなくなりつつあるので、その移行期をスムーズに乗り切るコツについて、記事にしているところなんです。

お昼寝がなくなる時に一番気をつけなくてはならないのが、睡眠時間を確保するために就寝時間を早めること。

ちなみに、三歳で必要な睡眠時間は色々なガイドラインがありますが、大体10〜13時間程度のようで、うちの下の子はお昼寝がない日もお姉ちゃんのスケジュールにどうしても左右されるので、ギリギリ10時間寝られているか、微妙なところ。

12時間眠らせてあげようと思ったら、7時就寝7時起床…
小学生のお姉ちゃんがいたら、絶対に無理ですよね(^_^;)

ご参考までに、1~2歳は11~14時間、3~5歳は10~13時間、6~13歳は9~11時間、14~17歳は8~10時間というのが、アメリカの専門家が発表した最新のガイドラインだそうです。
(参考記事はコチラ

本人を見ている限りでは、睡眠が足りていない様子はないのですが、記事をまとめながら、少し心配になりました。

睡眠が足りているかどうかの判断基準は色々あるのですが、子供の場合は大人と違って興奮したり、反抗的になったりするADHDに似た症状が見られるのが、特徴的です。その他にわかりやすいのは、昼間不意に寝てしまう、朝なかなか起きられない、など。

下の子はまだ移行中なので、たまに昼寝することはあるものの、よく考えたら上のお姉ちゃんが結構当てはまることに気づきました。

上の子に合わせているせいで、下の子の睡眠時間が足りないと思っていたのに、もしかしたら、上の子のも含めた生活パターンを見直した方がいいのかもしれません。

ちなみに、慢性的に睡眠時間が不足すると、脳や心身の発達に影響するだけでなく、肥満や糖尿病のリスクが高まる、判断能力が低下する、免疫力が低下する、情緒不安定や問題行動の原因になるなど、思った以上に影響が多いんですよね。

日本人の子供は世界中でも睡眠時間が短いと言われてますし、10時過ぎまで寝ない子の割合が非常に多く、日本全体が夜型傾向にあります。そんな日本にいると、睡眠不足についても自然と無頓着になってるのかもしれませんね。

そんなことを記事にしていたら、いつもは午前中のその時間、こえだちゃんで一人遊びをするのが日課の下の子が、珍しく愚図り出しました。

原因がさっぱりわからず、なだめていたのですが、しばらくして「眠たいよ〜」と絶叫。その時はまだ午前11時前で、普段ならお昼寝なんてしない時間ですが、よほど眠たかったんでしょうね。結局その後、13時頃まで熟睡していました。

よく考えたら、連休中はお姉ちゃんと遊ぶのが楽しかったのか、一度もお昼寝をしなかったんですよね(^^;

もう体力がついてきたのかな、なんてのんきに考えていたのですが、かなり睡眠が不足して、体力の限界だったのかもしれません。

まさに睡眠についての記事を書いていた時だっただけに、とっても反省しました。

ちなみに、お昼寝がなくなりつつある移行期には、寝なくてもいいので、ママと横になってのんびり静かな遊びをしたり本を読んだりして過ごす「ゴロゴロタイム」をつくることは、体力の回復にもなり、とても良いそうです。

ということで、これからしばらくはベッドに入る時間をできれば8時半ごろに前倒しして、昼間はゴロゴロタイムを作ことにします。

下の子は上に比べて、どうしても引っ張り回してしまう生活で、申し訳ない限りですが、そんな中でも睡眠時間はもっとちゃんと確保してあげなくては、と反省した朝でした。

2015年9月23日水曜日

おねだりを防ぐために

せっかく始めたばかりのブログ、最初のうちは頑張って毎日更新を!と思っていたのが、さっそく一日空いてしまいました(^^;)

昨日は上の子が朝から小学校のお友達と公園に行く約束をしていて、下の子ももちろん「私も行く!」となり、朝から近くの公園に行っていました。

12時過ぎに帰ろうとしたのですが、よほど楽しかったようで、午後も遊びたいな~とお友達に言われ、結局午後も公園へ。5時過ぎにようやく帰っていましたが、日差しも強く、ほぼ丸一日公園で過ごしすとクタクタになりますね…。

さて、公園の隣には駄菓子屋さんがあって、そこでお菓子を買っている子は多いのですが、なんとなく買い食いの癖をつけて欲しくないのと、公園に行く度に「また行きたいよ~」と毎回せがまれるのが嫌という理由で、うちの子たちは一度も連れて行ったことがありません。連れていく時は必ずおやつを済ませて行くか、どうしてもの時は家からおやつを持っていきます。

うちの子は特に食欲旺盛な方なので、身体を動かしに行っているはずの公園で、目的がお菓子にすり替わりかねないんですよね(^^;)

子どもは一度何か嬉しい経験をすると、それを毎回できると期待する性質があると思いませんか?


さて、駄菓子屋さんとは別の例ですが、最近下の子がスイミングを始めました。スイミングと同じ建物の中に小さな子が運動できる、室内アスレチックのような部屋があり、そこも申込制で使用できるようなんですが、第一回目のスイミングに行った時、下の子は目ざとくそのスペースを見つけ、スイミングの後に行きたい!と泣きました。

時間的にも余裕があったので、もちろん行かせてあげることもできたのですが、今回行かせてしまうと、これから毎回スイミングの後にここで遊ぶと言いかねないと思い、「今日はもうプールで疲れているから、別の時にしようね」となだめて連れて帰りました。よほど遊びたかったようで、帰りの車でもしばらく泣いていました。

翌週スイミングに行った時には「今日もここ行けない?」と聞かれましたが、その時もお姉ちゃんが一緒だったので「お姉ちゃんがいるから行けないの。ごめんね」と言ったらすぐに納得してくれました。

あれから早1か月になりますが、もう下の子が「ここで遊びたい!」と泣くことはありません。

あの時に行かせてあげることはできたものの、行かせなかったという選択をしたことで、無駄に泣かれることが減ったように思います。

「行く or 行かない」「買う or 買わない」「する or しない」などの選択をする時、大人は何気なくその時の気分で決めることが多いと思いますが、その先それが習慣する可能性を考えて、あえて「行かない」「買わない」「しない」ということを選ぶことも必要かなと思います。

一度あった「嬉しいこと」を次もまたその次もと子どもが期待するのは自然なこと。買い物の度にお菓子を買って欲しいと言う、出かける度にガチャガチャをせがむ、自動販売機を見る度にジュースを買ってとねだるなど、とてもよくあることです。

私のスイミングの例のように、最初から「させない」選択をするのが一番楽ですが、そうでない場合は、出かけた先で子どもがおねだりしそうなことを先読みして、出かける前に(子どもがねだる前に)

「お散歩に行くけど、お茶を持っているから、自動販売機では買わないよ。」
「今日はガチャガチャはしないよ。」
「スーパーでお菓子は買わないよ。」

と予め言い聞かせておくことが大切です。

またそれと同時に、子どもにも同じことを言わせるのもとっても効果的です。

「自動販売機で買いません」
「ガチャガチャはしません」
「お菓子は買いません」

と子ども自身に言わせるだけで、子どもも不思議と納得してくれますし、ただ聞いたことよりも、自分の口で言ったことはよく覚えているような気がします。

もちろん、そこまでしたら、初志貫徹。
たとえ子どもがその場に来て泣いてもわめいても、絶対に折れないようにしましょう。「ママとの約束は絶対なんだ」と子どもに理解させることは、本当に本当に大切ですから。











2015年9月21日月曜日

兄弟げんかの時に心掛けていること

うちの娘たちは歳が離れているので、比較的けんかは少ないかもしれませんが、それでもちょくちょく喧嘩をします。原因はやはり、何かを取り合っての喧嘩がやっぱり多いでしょうか。

今朝も朝食の後、お姉ちゃんがあるおもちゃを手に取って遊ぼうとした時、下の子が「それ私の!」と怒り出しました。

妹「お姉ちゃんが私のおもちゃを返してくれない!」
姉「それは○○ちゃんのじゃないでしょ。うちにあるおもちゃはみんなで遊ぶおもちゃだよ」
妹「それ、私の!返して!」

といった具合です。

取り合っていたおもちゃは、下の子がどこかのお店でおまけにもらったもの。普段全然見向きもしないのに、いざ取り合いになると、急にスポットライトが当たるんですよね(^-^;

喧嘩はできるだけ本人に任せるようにはしていますが、5学年も歳が離れていると、下の子は自分の思いを上手く伝えられないことが多いので、少しだけ「通訳」として話に入ることがあります。上の子も感情的になると、泣き叫ぶばかりで、どんどんエスカレートしちゃいますからね。

今日もしばらくは様子を見ていたところ、二人ともが大声で泣き始めて、助けを求めてきたので、私も話に入りました。

お姉ちゃんの言うことは私が普段から言い聞かせていることでもあるので、まずはお姉ちゃんに「普段ママが言っていることをきちんと理解しているんだね。そう、おうちにあるおもちゃはみんなで仲良く遊ぶおもちゃだよね」と言いました。

自分の味方になってもらえると感じたお姉ちゃんは、「そうだよ!それなのに、○○ちゃん(下の子)が独り占めしようとするんだよ!私が先に使ってたのに、返してって言うのはおかしいよ」と訴えてきました。

続けて私は言いました。

「でもさ、うちにあるおもちゃはみんなで仲良く使うものって言っても、○○ちゃんはお姉ちゃんのDSとかビーズのおもちゃとか、触らせてもらえないおもちゃがいっぱいあると思わない?」

上の子は黙っていました。

「○○ちゃん(下の子)のおもちゃで遊んでたからって、お姉ちゃんを叱ろうとしているんじゃないんだよ。でも、○○ちゃんにとっては、家にあるおもちゃが全部遊べるわけじゃないでしょ。お姉ちゃんから普段『私のおもちゃに触っちゃダメ』って言われて、○○ちゃんがどれだけ我慢しているかを考えてみてほしいの。いつもお姉ちゃんにそう言われてるんだもん。自分が外でもらったおまけをお姉ちゃんが触っていたら「私だって『自分だけのおもちゃ』が欲しい」と思って、普段言われているお姉ちゃんに「私のだから」って言いたくなる気持ちだけは、わかってあげてほしいな」

それを聞いてお姉ちゃんは大声で泣き出し、下の子はお姉ちゃんがかわいそうに思ったのか「遊んでいいよ」と自分が抱えていたおもちゃを差し出して、「お姉ちゃん泣かないで」と心配そうに声をかけていました。

落ち着くまで好きなだけ泣かせてあげようと、私は洗濯しにベランダに出ましたが、しばらくして二人は何もなかったように遊びだしました。


喧嘩をする時は、明らかにどちらか一方が悪い時ももちろんありますが、お互いの気持ちを理解しあえていないだけの時がとっても多いと思います。

私自身が3人兄弟の真ん中でたくましく育ち、姉としての気持ちも妹としての気持ちもわかるだけに、娘たちが兄弟げんかをしていると、どちらの言い分もとても理解できるんです。

今回のようなどちらの言い分も理解できると感じられる喧嘩の時は、敢えて私が「ごめんなさい」と言わせなくてもいいと思っています。だって、どちらの感情も理解できるんですから。それに、私が促さなくても、お互いの気持ちを理解しあうと、不思議とどちらかが自然と謝ることが多いんです。

兄弟げんかをする時に一番気を付けているのは、どちらが悪いのかを決める「審判」にも、仲直りさせるための「仲裁役」にもならないこと。その代わりに、お互いの気持ちをわかりあうための「通訳」に徹するようにしています。

自分の気持ちを代弁してもらい、わかってもらえたという安心感があってこそ、相手の気持ちを理解しようとする余裕ができ、相手の気持ちがわかれば、自然と相手を許せることが多いと思います。

こうやって、気持ちを伝えあうことで、お互いの気持ちを理解することの大切さを学んでいくと同時に、成長と共に自分の気持ちをきちんと伝えられる子に育ってほしいなと願う朝でした。




2015年9月20日日曜日

多すぎて困るおもちゃには「おもちゃローテーション」

世間はシルバーウィークですが、連日お仕事のパパに申し訳ないので、地味~な連休を送っている我が家です。

連休2日目は、おもいきっておもちゃを片付けました。

うちは娘二人でまだましなのかもしれませんが、おもちゃってどんどん増えていくんですよね。特にうちのように、年齢が離れていると、上の子が小さい頃に使っていたおもちゃを、引き続き下の子が使うパターンなので、なかなか処分できません。

それでもお下がりを使ってくれるだけまだ良いのかもしれませんが・・・。
男の子だと全く別のおもちゃを買うことになるでしょうから、もっと増えちゃいますよね。

世間では断捨離も盛んで、私も自分のものに関しては、結構大掛かりな処分をしたりしてきたのですが、おもちゃとなると、やはりそうはいかず(^-^;

そんな時に知ったのが「おもちゃのローテーション」です。

以前mamanokoで記事を書いた時にも、とても反響が大きかったので、こちらでもご紹介したいと思います。

おもちゃのローテーションというのは、その名の通り、家にあるおもちゃをローテーションさせるということ。通常は家にあるおもちゃは全て「いつでも遊べる状態」で外に出ていると思いますが、一部のみ出して置き、残りは押入れや物置などにしまってしまうというものなんです。

おもちゃを何グループに分けるのかは、持っているおもちゃの量や子どもの数、部屋のスペースにもよって自由に決めてOK。

沢山増えてしまったおもちゃって、買ったはいいけれど遊んでいない物がありますよね。それは結局おもちゃが多すぎる、もしくは本当は必要のないおもちゃだからです。


おもちゃのローテーションをする利点は

①出ているおもちゃの総体数が減るので、片付けが楽になる
②普段子どもが見過ごしているおもちゃにも目が行くようになるので、持っているおもちゃをちゃんと活かせる
③ローテーションにより、久しぶりにお目見えしたにも関わらず遊ばないようなおもちゃは不要だと考えられるので、処分する判断基準になる。
④部屋がすっきりする
⑤子どもにとっても片付けが楽になり、整理整頓の意識づけがしやすい
⑥子どもは買ってもらったばかりのおもちゃのように新鮮さを感じることができる

などなど、良い事づくめなんですよ。

ちなみに、
・子どもが普段から毎日のように遊ぶお気に入りのおもちゃ
・子どもに多く触れてほしいような知育系のおもちゃやパズル
・ピアノや室内バイクのような大型おもちゃ     はローテーションの対象外にします。

といっても、そう堅苦しく考えなくても大丈夫。

まずはおもちゃをしまっておく収納スペースを確保しましょう。スペースが確保できたら、おもちゃを整理しながら、半分でも1/3でもおもちゃをその中にしまいます。もししまってあるおもちゃを子どもが遊びたいと言って来たら、出してあげてOKです。それを頻繁に言われるようであれば、今後は常に出しておくことも考えた方がいいかもしれません。

ちなみに、我が家はしまっておく場所も少ししか確保できないので、しまえたおもちゃは全体の1/4程度でしょうか。それでも、最初におもちゃを整理して分別していく過程で、45リットルのゴミ袋1袋分は思い切って処分しました(大半がおまけのおもちゃやシール、付録類ですが、こういう機会がないと、結構たまってしまうんですよね)。

それから、ローテーションの間隔も、○週間とか1か月とか決めてももちろん構いませんが、ママが見ていて「そろそろ飽きてきたかな」と思ったらでいいんです(我が家はそのパターン)。

実践してみて感じるのは、何よりリビングがすっきり片付いて気分が良い♪
あとは、やっぱり今まで遊ばなかったおもちゃにも目が行くようになってますね。

収納スペースを確保するのと、最初の片付けや整理に少し手間はかかりますが、その後は毎日の片付けが格段に楽になることを考えると、やってみる価値ありだと思います。

おもちゃが増えすぎてお困りの方、だからと言って捨てるのもなぁ・・・と言う方には特にオススメです(^-^)


それでは皆さま、引き続きよい連休をお過ごしください。


九九の暗記

小2のお姉ちゃんはもうすぐ九九が始まるということで、夏休み中からお風呂の時間に九九を暗記しています。

かれこれ2年ほど前からお風呂に貼ってある九九表(100均で購入)がようやく日の目を見る時が来ました。貼っておけば、親しみがわくだろうし、ちょっとでも覚えてくれたらラッキーと思って貼っていたんですけどね(^-^; そんな上手くはいきませんでした。
(というか、2年貼りっぱなしでも全く劣化しない100均クオリティの高さに驚きますね)

で、ようやくその時が来て、娘も覚える気になってくれたんですが、最初はなかなか覚えられずイライラ。九九に関しては巷に「九九の歌」なんてCDもあったりして、それを買おうか迷ったこともあったんですが、結局買わずにひたすら言わせる戦法でようやく6の段まで覚えてくれました。

よくよく考えたら、掛け算する度にそのメロディが回るかもしれないですしね。

小学校では実際どうなのかわかりませんが、娘が行っている学研では5の段から覚えて、2→3→4→・・・・→9→1の段という順番で覚えるようです。確かに、小2のこの時期までには時計が読めるようになっているので、5の段を覚える時は時計と関連づけると覚えやすいようでした。

覚え方は非常に単純で、最初は5の段から。

一つの段を前半と後半に分けて、二日かけて覚える感じです。
日中も不意に言わせたりしました。

5の段を覚えたら次は2の段。既に覚えた5の段も、もちろん言ってもらいます。

そんな感じで続けているので、今は入ると同時に2の段から6の段まで順番に言ってもらい、今日は7の段の前半を覚えました。ちなみに、もし間違えたらもう一度その段を初めから言い直します。

お姉ちゃんはそんな感じで頑張っているのですが、何がびっくりって、2歳(今月で3歳になりますが)の娘まで、九九を一部暗記しているんです。

ちょっとチンプンカンプンなところもありますが、私が「ごに」というと「じゅう」。「ごさん」というと「じゅうご」という感じで、5の段は全て。2の段も2×5まで言えました。意味はもちろん分かっていないし、きっと肝心な小学生になった時には忘れているんだろうと思いますが、大きくなってからも「○○ちゃんは2歳の時から九九を言えたんだよ~」と褒めてあげたいと思います。

と同時に、意味もわからないような九九を暗記してしまうんですから、日頃の言葉遣いにはよほど気を付けようと思った次第です(^-^;

さて、九九については、従来の丸暗記に加えて、フラッシュカードを作って覚えさせると、割り算にもすんなりと移行できて良いと、ある本で読んだので、娘の苦手意識を少しでもなくすために、試してみようかなと思っています。

フラッシュカードと言っても、「2×2= 」とカードに書くんじゃないんですよ~。今日はその特別なフラッシュカードを手作りするために、またまた100均で厚紙などを調達してきました。

フラッシュカードについては、また後日改めてご紹介します。


ではまた♪


2015年9月19日土曜日

「ちょっと待ってて」の代わりに

「ママ~!ちょっと来て~」って言われること、一日のうちに何度かありますよね。お子さんが1人ならまだしも、年の差が近いお子さんが複数いると、その回数はその倍数ほどになるかもしれません(^-^;

すぐに行ってあげられれば良いのですが、手が離せない時ももちろんあります。

さて、今朝はシルバーウィーク初日ということで、我が家はのんびりとした朝を迎えておりました。

子どもたちがまだ寝ているのを見計らって、顔を洗っていると、私の気配を察したのか、子ども部屋から「マ~マ~、ちょっと来てぇ~」と下の娘が叫びました。

小2の娘なら「ちょっと待ってて」でも大丈夫なのですが、2~3歳の子の場合はそれで納得しておとなしく待っていてくれることは、なかなかないですよね。

そんな時は、待たせる時間次第で工夫するようにしています。


①ほんの少しだけ待って欲しい時は数を数える

お皿を洗っていて、泡を洗い流す時間だけ欲しい時など、ちょっとの時間待たせる時は「じゃぁ、10数えるうちに行くね~」と言います。もちろん、必要な時間に応じて、数えるスピートや数の大きさを変えていきます。

数に親しむきっかけにもなります。


②1分またはそれ以上待っていて欲しいときは歌を歌う

今朝の私がそうでした。
まさに顔を洗おうとした時に「来て~」と言われたので、1分以上は待たせることになります。そんな時は娘の好きな歌をうたいます。うちの子は「おもちゃのチャチャチャ」が好きなので、「じゃぁ、おもちゃのチャチャチャを歌うから、歌が終わるまでに行くね~」と言い、歌を歌います。

幸い、おもちゃのチャチャチャは2番までは覚えているので、状況によっては2番まで歌って引き延ばすこともできますし、何より子どもは歌を聞きながら楽しく待っていてくれます。それに知っている歌だと、今は歌のどのあたりなのか、あとどれぐらいで歌が終わるのか(ママが来てくれるのか)わかるせいか、子どももストレスをためずに済むような気がします。

ちなみに、「○○の歌が終わるまでに行くね」と言っても納得しない時は「じゃぁ、何の歌にしようか?」と子どもに決めさせてあげると、あっさり納得してくれることが多いです。


呼ばれてすぐに行ってあげることも、もちろん大切な愛情表現の一つですが、待つことを覚えさせるのも大切なこと。

今度「ママ、ちょっと来て!」と言われた時に、試してみてください♡


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

2015年9月18日金曜日

学校のことを話してくれない子から話を引き出すには

幼稚園の頃はその日あったことを当たり前のように話してくれていた子が、小学校またはそれ以上になると、学校であったことをなかなか話してくれないと言うママがいます。

子どもの成長は嬉しいけれど、親としてはやっぱり寂しいですよね。

それに、普段の様子を知っておくと安心しますし、何かあった時にも早く気づいてあげられます。

小学校に入学した時から、学校の様子を少しでも知りたいと思い、我が家では毎日、お風呂の時間に「今日一日あった良かったことと悪かったこと」を発表し合うようにしています。娘からは平日は当然学校での出来事が挙がることが多いので、そこから話が広がることが多く、お陰で学校の様子が結構把握できています。

この質問、簡単なようですが、意外と子どもには難しいようで、特に良かったことを探すのに苦労することが多いようです。何かをもらったとか、何かができたとか、そういうことは簡単に思い浮かぶのですが、そういういかにも嬉しい出来事がなかった時は、うちの娘もとっても悩んでいます。

でも、そんな時は何かができたとか、何かをもらった以外にも、「帰る時に雨がたまたま止んだこと」「一日一度も転ばなかったこと」「おやつの前に宿題を終わらせたこと」など、良かったことはたくさんあったと思うよ、と教えてあげます。

そんなことを繰り返しながら、娘にも小さなことに感謝する気持ちを忘れないでほしいと願うのでした。


さて、話は少しそれてしまいましたが、良い事と悪い事を挙げてもらう以外にも、学校のことを楽しく話してもらうための質問があります。

「今日はどうだった?」と聞かれても、子どもはどう答えて良いのかわからないので、「楽しかったよ」「まぁまぁ」なんて答えます。それでは、学校の様子はわからないし、その後の何とも言えない「会話が続かなかったムード」ってちょっといや~な感じになるんですよね。

それが中学高校となってくるとなおさらだと思います。

ということで、「どうだった?」以外に聞ける楽しい質問をいくつか挙げてみたいと思います。


  •  給食は何だった?
  •  休み時間は何をして遊んだの?
  •  今日1日で一番面白かった出来事は何?
  •  誰かあなたにすっごく優しくしてくれた子はいた?
  •  誰かに親切にしてあげた出来事はあった?
  • 妖怪が襲ってきたら、どの先生が生き残ると思う?
  • 今日初めて知ったことは何かある?
  • 今日は誰か給食をおかわりした子いた?
  • 一番おいしそうなお弁当を持ってきていたのは誰?
  • 今日は何が一番大変だった?
  • 今日1日を採点するとしたら、10点満点で何点だと思う?
  • クラスのお友達が1日先生になるとしたら、誰にやってほしい?なぜ?
  • あなたが明日クラスの先生になるとしたら、何を教える?
  • 誰かにイラっときたことはあった?
  • 先生が一番大切にしているルールは何?
  • 今クラスで休み時間に一番人気がある遊びは何?
  • 今日お友達のことで何か発見したことはある?
  • 今日、自分で一番誇らしいと思った出来事は何だった?
  • 今の学年が終わるまでに、何ができるようになっていたい?
  • クラスであなたと正反対だなと思う子は誰?
普段から「どうだった?」と聞くのをなるべく避けて、上のように具体的(でちょっと面白い)な質問を娘に投げかけていたら、娘も帰ってきて私と話をするのが楽しくなったようで、「今日は質問ないの?」と言うことがあるほどです。

皆さんも夕食の時などに、是非試してみてください。

mamanokoにはもう少し詳しく載せていますので、興味のある方はどうぞ↓「今日どうだった?」じゃ会話は続かない!代わりにすべき30の質問

最後までお読み頂きありがとうございました。


2015年9月17日木曜日

机によじ登るのがダメと教える方法

我が家は下の子も、もうすぐ3歳になるので、随分前のことになってしまいますが、伝い歩きを始めたぐらいの頃って、立ち上がるのが嬉しいのか、子どもって机によじ登ろうとしますよね。

以前、mamanokoの私の記事にコメントを下さった方が「しつけをいつ始めたらいいのか悩む」と書いていらして、それからずっと考えていたのですが、正にこの机によじ登ろうとする頃が本格的なしつけの始まりなのかなという気がしてきましたので、今日はそのことについて書こうと思います。

ちょっと話は変わりますが、私は結婚する3年ほど前から実家で家を飼い始めました。今は13歳のおじいちゃんになってしまいましたが、とってもかわいいシー・ズーです。

何事も凝り性の私は、飼うからには間違った育て方はしたくないと、犬のしつけの本などを徹底的に読んで勉強しました。

犬を飼ったことがある方はもちろん、最近は「ダメ犬をしつける」的なテレビ番組の企画があったりするので、犬を飼っていない方もご存知かもしれませんが、一番大切なのは、いけないことをした時に低く力強い声で短く「ダメ」と言うこと。そして、良いことをした時には思い切り褒めてあげることです。

私はある本に書いていたことがとっても印象的で、良いことをした時というのは「言うことを聞いた時」だけではなく、以前注意した「いけないこと」を繰り返さなかった時も褒めるべきだと書いてありました。

さてさて、話は人間の子に戻りますが、私は1人目を育てている時も、しつけに関してはあまり迷いませんでした。こう書くと「犬と人間を一緒にしないで!」なんて気分を害される方もいらっしゃるかもしれませんが、なんだか上の子を育てている時に、しつけの基本的な考え方など、実家のわんちゃんをしつけた経験がとっても活かされた気がするんです。

冒頭に挙げた、机によじ登るという行為。ママによって反応は様々だと思います。

①まだ小さいからと注意をせず、やりたいようにやらせるママ。
②よじ登ったら、とにかくちゃんと注意してやめさせるママ。

子育てには色々な考え方があるので、何が正しいという言い方はしたくありませんが、私は絶対②の方です。子どもは言葉を話す随分前から、言葉を理解しているので、いけないと伝えることは絶対無駄にはならないと思っています。

そして、もう1つ大切なのは、よじ登ったら注意するだけでなく、よじ登らなかった時に褒めてあげることです。

よじ登ろうとしてやめた時はもちろん褒めてあげましょう。
「そうだよね、机はのぼっちゃいけないんだよね。よくわかってるな~」
と言う感じで。

それから、本人が机を素通りした時にもすかさず褒めましょう。
「あ!またのぼらなかったね。よくわかってるね。机はのぼらないんだよね~」

子どもはそもそも机に気にも留めていないので「え?何のこと?」という表情をすると思います。でも、それを繰り返すうちに、②だけしている場合に比べて、のぼらないことがそんなに大切なんだと理解するまでに近道になるような気がします。

私は上の子も下の子も、そうやってきたので(・・・と私は思っているのですが(^-^;))、娘が机に上ろうとした時期はとても短かったです。

同じことが、もちろん他のことにも、少し大きくなってからも使えます。

・お皿にきちんと左手を添えて食べている時に褒める。
・買い物でちゃんと手をつないでいられた時に褒める。
・ごはんの時にきちんと座っていられるのを褒める

など、本人が無意識にできていることも褒めてあげて、それが良いことなんだと子どもに気づかせてあげると、「いけないこと」を教えるの以上に、自分で考えて行動することが身に着くような気がします。


今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


2015年9月16日水曜日

小さな子に片付けを教えるコツ

皆さんのお子さんは片付けができますか?
我が家はお姉ちゃんの方は小さい頃からお片付けが上手で、今もそうなんですが、下の子が全然お片付けをしなくて困ってるんです。

特に今はハサミにはまっていて、折紙をひたすら切り刻んで遊ぶことがあります。

ハサミはかなり集中してくれるので、私が忙しい時なんかに好きなようにさせてるんですがら、そうするとしばらくして紙屑の散らかり様に唖然とすることがしばしば。

今日も私がこの新しいブログの設定に悪戦苦闘しているうちに、大量の折り紙が切り刻まれて、無惨な姿で散らばっていました。

「片付けなさい!」と言っても、当然のように動かない娘。

イラッとするのを5秒数えて落ち着かせてから(子供に怒鳴るのは、思っている以上に子供に悪影響があるので、できるだけ怒鳴らないように、イラッときた時は5秒数えるようにしてます)、洗面所のバケツを持ってきました。

「ねぇ、〇〇ちゃん、落ちてる紙くずをこのバケツの中に入れられる?」

娘はすご〜く嬉しそうにバケツを取りに来て、とても楽しそうにお掃除してくれました。

最大のポイントは、「片付けなさい」ではなく、「紙くずを入れて」のように、具体的な動作を指示してあげること。

今回は紙くずだけでしたが、これが例えば複数のおもちゃやゴミが散乱していてそれを片付けさせたい時は、まず「床にあるおもちゃを全部机の上に載せましょう」と言い、次に「床にのこったゴミをゴミ箱に入れましょう」→「レゴをこの箱に全部入れて」と言う具合に指示を細切れにして、単純作業を繰り返させるのがポイントです。

それから、個人的には今回のケースはバケツもポイントかなと思っています。子供って不思議なことにバケツが好きなんですよね。…うちの子だけだったらスミマセン(^-^;
多分、ここでビニール袋を渡しても、下の娘はこんなにさっさと動かなかったと思います。


ということで、このバケツ戦法、みなさんも是非お試しください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

2015年9月15日火曜日

こころの子育て

はじめまして。

今日からこちらのブログ、こころの子育て「風と太陽」とスタートすることにしました。

私はもうすぐ3歳になる女の子と、小学2年生の女の子のママです。

以前は英語と日本語の通訳や翻訳の仕事をしていましたが、今はmamanokoという子育て情報サイトで、海外の記事をリサーチしながら、子育てノウハウの記事を書いています。

このお仕事を始めてからかれこれ半年。海外のノウハウを記事にして発信していく中で、その方法も自分の家庭で試し、一つ感じていることがあります。

それは「心を受け止め、心を動かす子育ての大切さ」です。

私が最近mamanokoに投稿している記事には、「心を動かす」「心を受け止める」というアプローチの子育てノウハウが段々と増えてきましたが、一番の理由は、それを自分で試してみて、とても効果を感じているからです。


例えば、先日こんなことがありました。

もうすぐ敬老の日ということで、先日上の娘がおばあちゃんにお手紙を書いていました。お姉ちゃんの真似を何でもしたい下の子も一緒になって書いていたのですが、段々と飽きてきて、リュックの中に便せんを入れ込むと、そのリュックを背負って、部屋の中を楽しそうに歩き出しました。

便せん1枚を使い切ったお姉ちゃんは、2枚目を書こうと思ったのですが、便せんが見当たりません。だって、妹が大事にリュックにしまい込んでるんですから。

お姉ちゃんは「返してよ!なんで私の便せんもってっちゃうの!」と叫び、下の子は当然のように泣いて叫びながらリュックを抱え、断固としてお姉ちゃんに渡そうとしません。

見かねた私は小芝居を始めました。

「あ~あ、今日も疲れたな。でも、お手紙を書かなくちゃね。
え~っと、お手紙、お手紙っと
あれ?確かここに、お手紙を書く紙があったはずなのにな。。。
どこかな。
こんな時に便せんやさんがいたらいいのにな~」

喧嘩していた娘たちも「え?何事?」という感じでこちらを見ています。

しめしめ、と思った私は、鼻をくんくんさせながら、

「あれ?なんだか、便せんやさんの臭いがするな。どこだどこだ」

と言いながら、段々と下の娘に近づいていきました。

下の娘はにこにこ笑みを浮かべながら、ママが来てくれるのを待っているという表情でいます。

私はしばらくまわりをまわって探すふりをしてから、「みつけた!」と下の娘のところへ行き、「便せんくださ~い♪」と言いました。

もちろん下の娘は喜んで便せんを差し出してくれました。

続けて私は「あ、それから、うちの隣に住んでいる女の子も便せんを欲しいと言っていたので、連れてきてもいいですか?」と言って、上の子を連れてきました。

下の子がお姉ちゃんにも笑顔で便せんを差し出したのは想像できますよね。


このブログのタイトルにした「北風と太陽」はごご存知の方も多いイソップ童話。旅人のコートをどちらが早く脱がすことができるか、北風と太陽が競争したお話です。

北風がどんなに強い風と送っても、旅人はコートを脱ぐどころかよりしっかりと上着を抑えるばかり。逆に太陽がさんさんと照らしたら、旅人はコートを脱いだというものです。子どもに接する時にも(子どもだけでなく、人間関係全般にも当てはまりますが)とても意義深いお話です。


日々の生活の中で起きた「子育てがちょっと上手くいった話」をmamanokoとは別にこちらのブログに紹介していって、どこかで子育てに悩んでいるママのお役に立てたら嬉しいなと思っています。

できる限りそれを長く続けていって、娘たちが親となる時に、自分の母親はこんな風に考えて私たちを育てていたんだ、と思ってくれるのを夢見たりもしています。

ちなみに、こちらのblogger自体、使うのが初めてなので、初めは操作を試行錯誤しつつとなります。レイアウトなど、徐々に整えていく予定ですので、しばらくはご容赦ください。


長い自己紹介におつきあい頂きありがとうございました。



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